12/27/2007

クリスマス会・その2




 我が家のクリスマス会では、毎年恒例の「本の交換」というものがあります。


参加者が「¥1500くらい」と決められた枠内で、それぞれに本を選び、包装して持ち寄ります。そしてそれをくじでみんなで分け、交換し合い、誰から贈られた本であるか推理し合うのです。


いつもは演奏会も終わり、お茶とケーキの時間にそれを楽しむのですが、今年は飛び入りのお客さまもあったことから、急遽演奏会の前にすることに。





毎年、どんな本を出そうか、散々迷います!本が好きでこだわりのある人なら、きっとそうではないでしょうか?


誰にあたっても喜ばれる本にするか、それとも思いっきり自分の趣味に走るか・・・


どちらかというと、私は後者の年が多いのですが、寺山修司を選んだ年は2回とも、あまりそういう趣味ではなさそうな人に当たってしまいました。



昨年は、好きな作家の中でも誰にでも好まれそうな須賀敦子の本を。これは挿絵も酒井駒子さんで、文章も絵も大変美しい本です。
小さなお子さんのいらっしゃる方にいいかなぁ・・・と思っていたら、出産間近のピアニストさんに当たり、喜んでいただけました。


今年はクリスマスカードにアーサー・ラッカムの絵を使ったので、それに因んで探していると、なかなか面白い本を見つけました。
ディケンズのクリスマス・キャロルの洋書なのですが、挿絵はアーサー・ラッカム。値段の割に装丁がとても豪華なのです。
洋書ということで、高校生に当たっても良いように、薄い邦訳の文庫本もつけることにしました。





娘の選んだ本は、なんと私の大好きなコクトーの「恐るべき子供たち」と、娘の好きな江國香織の「デューク」という本。


コクトーは前から読んでみたかったらしく、まずは私の手持ちの本を読んでみてから注文。「デューク」の挿絵は山本容子です。彼女の版画のセンスは私も好きなのですが、なんといっても娘が通った小・中学校の先輩!これも本の交換時の良い話題になりました。



当日持ち寄られた本は、北斎の画集、瀬戸内寂聴、クリスマスの絵本、カフカの「城」、ドイツ旅行の本、モネの画集、はたまた「一瞬で夢を叶える方法」などという眉唾本などなど・・・


私は「ひと組5分で読める 音楽家カップルおもしろ雑学事典」という本が当たりました。早速読み進めています。送り主は、娘のピアノの先生です。
私の本はギャラリーのオーナーに当たりました。娘にはクラスメートからのクリスマスの可愛い絵本。
娘の本は元大学教授の先生に・・・。


パートナーはカフカの「城」を用意したのですが、それは「カフカはあんまり読む気がしない!」と常々言っていた母に(笑)。
私は「城」は昔、図書館で読んだ記憶があるので、今読み返すのも悪くないかも・・・と母に当たったのを喜んでいます。


そしてパートナーには、リコーダーを披露してくれた娘のクラスメートの男の子から、ちくまのシリーズ本「美しい恋の話」。
「今年は若者の本が欲しいなぁ~」と言っていたパートナー、上機嫌です♪



次の日に仕事の方もあり、順番にそれぞれ帰られましたが、最後のお客さまをお送りしたのが11時過ぎ。すぐさま後片付けをして、ほっと一息休んだのは深夜2時でした。

何よりも、娘のクラスメート達が大変喜んで楽しんでくれたのが嬉しかった1日。
「来年も来てくれる?」と聞くと、みんな大きな声で「はい!!」と笑ってくれました。



そして最後に・・・
家族へのクリスマスの私からのプレゼントの一つは、画像の手袋です。
グリーンのものは、手袋の片方を無くしてしまったパートナーへ。(代わりに欲しかったアンドラーシュ・シフのヤナーチェクのCDをもらいました♪)

そして、茶色の手袋は昨日やっと編みあがりましたが、いつも苦労をかけてばかりいる私の父へ。
近所を散歩する時にでも、つけてもらえると嬉しいです。
これでやっと、自分の手袋が編める!と昨夜から編み始めましたが、さすがにひと冬で4つ目の手袋は、編むのも飽きてしまいました(涙)。