1/08/2008

娘に教えられること


 このお正月のことです。
一人っ子(といっても高1)である娘のために、大人も楽しめるようなゲームをしよう!ということになり、カードゲームを家族でやりました。

ところが、娘の出すカードが、ことごとく私には不利なものばかり。

もちろん、娘は故意に私を陥れようとしたわけではなく、順番がそうだっただけなのです。たまたま私が隣りに座っていたからというだけ。

けれど、不機嫌になる私。


娘 「もうママ、ゲームやん!」


分ってるけど、オモシロくない。憮然。
(この時点で言い出しっぺのくせに、「娘を喜ばせるためにゲームを始めた」ことなど、忘れている。)

それでも何故か、最後にはいつも私が勝ってその日のゲームは終わりました。

 そして次の日、新たなゲーム(モノポリー)をみんなでやりました。

その日も何故か私にツキがあり、他の人の持ち金(もちろん、おもちゃのお金)はどんどん無くなって行く一方、私は一人で儲けて、ウハウハ気分でした。


すると、昨日の一人勝ちの妬みもあってか、周りからは突如ブーイングが!

母にいたっては、 「あんたは昔から強欲やった!!」 とまで言い出す始末・・・。


私 (ひどい・・・これってゲームやん・・・)
心無い言葉と集中攻撃に、なんだか悲しくなってきた時、それまで黙っていた娘がおもむろに言いました。



「みんな、ゲームやで!」


それは、大人気無い大人達への警告のように、その場に響いたのでした・・・。

その時、冷静な目で見ていた娘だけが、正しい心でみんなを諭して私を助けてくれたのです(涙)。(もちろん、昨日の娘への行動も思い出す私(恥)。)



そして、石峰寺に初詣に出かけた帰りの電車でのこと。


降りる時に、座席に転がっていた空き缶を見て、黙って拾ってホームのゴミ箱に捨てる娘。

普段から、電車の中の優先座席付近では必ず携帯の電源を消しますし、お年寄りや赤ちゃんを抱いている人がそばに来れば、必ず黙って席を立つ(恥ずかしいから、どうぞとは言えない)子です。


なんだか、そんな当たり前のことがちゃんと出来る娘に、ちょっとだけ鼻が高い私なのです。かなりの親バカですけど(笑)。


 そんな娘が、誕生日の朝に「おめでとう♪」とプレゼントをくれました。

Afternoon Tea のマグカップとチャイのセットです。私のことをとてもよく分かっていて、毎年何か因んだものを選んでくれます。今年は紅茶でした!

マグカップの中には、陶器の茶漉しも付いています。うん、なかなか優れもの。


かなちゃん、どうもありがとう!

そして、家族のみんなもそれぞれに素敵なプレゼントをどうもありがとう!
                               どれも大切にいたします♪