6/07/2008

縮緬の狛犬





 昔から、何故か狛犬が好きです。

犬なのに、猫のような独特な風貌も不思議ですが、きょとんとした表情がどことなくユーモラスで、見つけるといつも嬉しくなります。

コレクションしたいと思っている程、可愛いと思う狛犬。戌年生まれだからでしょうか?


そしてそれを手作りする日が、ついにやってきました!!


W氏の教室では、生徒さんがそれぞれに作りたいものに取り組んでいるのですが、私が「次は狛犬を作りたい!」と言った時は、「えっ、そんなもの作るの???」と、皆に異性人を見るような目つきで見られました(涙)。

が、出来上がるにつれて、皆の視線は羨望の眼差しへと変化していったのです・・・。


2回目のお稽古で出来上がった狛犬は、もう、とても可愛くて可愛くて・・・大好評でした!(エヘン)


母も、「私も作ってドアストッパーにする!!」と意気込んでいます。(おいおい、馬鹿にしていたのは誰だい?)

風が強い時は、ドアに押されてはさまってしまうかもしれませんが、その姿も見たい気がします・・・。もう1個つくろっかなぁ~。


帰宅すると、セラフィンが狛犬を見つけ、喜んでしょうがありませんでした。同じ犬だと分かったのでしょうか?


 そして狛犬ですが、犬は多産で安産な所から出産祝いや子供の成長祈願を祈って贈られるようになったものだそうです。

狛犬の背負うでんでん太鼓にも、意味があります。でんでん太鼓には裏表が無いので、「裏表の無い素直な子に育ちますように」との願いが込められているそうです。
(私も作ったのですが、撮影の時に、つけるのを忘れていました・・・残念!)


この狛犬、和風な名前をつけて、かわいがることにしましょう。

市松人形のディスプレイ用に作りましたが、少々大きすぎたので、もう1つ小さめなものに、またチャレンジです。

画像では、狛犬を柱の影から覗かせたり、ドアストッパーにしてみたり・・・低い場所にこっそり置くと、いじらしくていい感じです。
そして、我が家の狛犬?セラフィン。




さて、私の好きな変なものには、狛犬以外にも 「鯛車」というものがあるのです。が、それは次回のお稽古のお楽しみ♪