7/07/2008

いろいろあった1週間

 子供のために心を砕く・・・親としては当たり前のこと。

力になってやりたい、出来ることなら、その苦しみを代わりに受けてやりたい!
 思いは溢れ、胸がつぶれそうになります。

でも、当然のことながら、代わってやることは出来ず
どうしたらその苦しみから救い出してやれるのか、その道も分かりません。

考えても考えても

出来そうなことは、

ただ見守ってやること。

それだけなのです。

娘にも分かっているのです。
自分で乗り越えるしかないことくらい。

だから、またピアノに向かっているのです。

私だって、大人の顔をして、分かったふりをしているけど
本当はいつも手探りで、しかも怠け者で、回り道ばかり。

そんな私に、娘にかけてやる言葉は見つからず、
お腹がすいていないかとか、学校は楽しかったかとか、寝る時は暑くないかとか・・・
ただ当たり前の毎日が送れるように、気を配ってやることしか出来ません。

大雑把な反面、人一倍の繊細さも併せ持っている娘は
目立つことはないけれど、
人に対する思いやりでは これ以上の子はいないんじゃないかと親バカな私は思うのですが、
周囲の人達からその点で、感謝されたりほめられる度、
本人はそんなことは当たり前のこととして、天狗になったりもうれしそうな顔も見せず・・・

今回のように、娘が落ち込んでいる時は、そんな美点ばかりが思われ、胸にこみ上げて、

「ピアノなんか、うまくいかなくてもいいやん!」

と、口に出して言ってしまいそうになります。

言えないのは、娘が小さい頃から積み上げてきたものを、崩す権利は誰にもないと思うから。

「頑張れ!」 という言葉は、時にとても辛いものです。
簡単には言えません。

だから、心の中で 「頑張れ!」と言います。

かなちゃん、がんばれ!! ママはいっつも見てるよ!