8/07/2008

佐川美術館



 昨年の秋に訪れた、滋賀県伊吹山に、今年も1泊で出かけてきました。

娘のピアノ練習や、セラフィンがいることで、なかなか長期の旅行が出来ない我が家にとって、車で3時間弱で「よその土地に来た!」と実感できる伊吹山は、なかなか貴重な場所です。


昨年は、大好きなヴォーリズ建築を堪能するために、近江八幡を散策しました。

のんびり歩いて巡るには、ちょうどよい大きさの町で、もう1度行ってみたいのですが、暑い夏にはしんどそう・・・と、今回はパス。


京都から山越えをして滋賀県に入り、まずは琵琶湖大橋近くの佐川美術館へ。


佐川美術館は、何度もそばまで行ってはいたのですが、入館は今回が初めて。

が、駐車場から建物を見て、ビックリ!
延々と水の演出がなされていて、こんな場所にこんな素晴らしい美術館があったなんて・・・と、皆で感嘆してしまいました。 (そして、今まで訪れなかったことを残念に思いました。)

その水園は、内部からもよく見えるように設計されていて、真ん中にブロンズの像が配されているのですが、現代のものでこんなに心が動かされる建物は、本当に久しぶりでした。


開催されていたのは、「冨嶽三十六景と富嶽百景 北斎 富士を描く」

北斎は昨年も京都で見て、その時にすっかりはまってしまったのですが、今回もそのユーモアを交えた一流のセンスに魅せられました。


常設展の佐藤忠良館も、よかったです。


また来たい!と思いながら去ったのですが、この美術館は、常設展が主なようで、毎回こういう企画展があるわけではないのですね・・・。残念!


数回に分けて、この1泊2日の小旅行の記録を綴って行きたいと思います。