1/09/2009

30代最後の・・・




 実は、昨日は誕生日でした。


もうこの年になると、誕生日の到来ほど忌まわしいものはありません。が、やっぱり「おめでとう」とは言われたい、複雑で子供じみた気持ちになる日でもあります。
その言葉を朝一番にくれたのは、冬休み明けの学校に行く前の娘。いつの間に用意したのか、プレゼントのエプロンを抱えて・・・。

生成り地に赤い小花を散らしたそれは、きっと娘が 「これならママ好み!」と思って選んだのでしょう、渡す前に、急いで値札がついていないか確認して(昨年はセール値札が付いていた・・・)いました(笑)。
今年はこのエプロンをして、たくさんお菓子作るね♪

そして、家族をはじめ、心温まる誕生日プレゼントをたくさんいただきました。この場を借りて、お礼申し上げます(ペコリ)。

 我が家では最近は誕生日といっても、娘の誕生日以外は特に夕食にご馳走が並ぶことはありません。

その日も鰯の煮付けなど、ごくごく普通の夕食を用意して食卓に並べていた時、何を思ったか、突然一生懸命ミニトマトを切り始める母。その上に、冷蔵庫にあったモツァレラチーズをのせて見せて、「一品くらい、誕生日メニューをな!」と、人懐っこい笑顔・・・あ、ありがとう・・・。すごく誕生日らしくなったわ・・・。
鰯とモツァレラトマトを食べ、赤ワインを飲みながら、誕生日の夜は賑やかに更けていきました。

けれど思い返せ、ばその日一番キツかったのは、父の「39か・・・サンキューやな!来年は40か・・・。」というおやじギャグ交じりの言葉だったかな(涙)。

画像は今年の年賀状です。
まだインテリア雑貨を作っていた30そこそこの頃、ある方から、「貴女が40歳になった頃、どんなものを作っているか、見てみたい。」と言われたことがありました。
その時から、私にとって40は特別な年齢になったのですが、この1年、人形にしっかりと励み、来年の誕生日を迎える頃には、今に無い何かを攫んでいたいと思います。