10/13/2009

源氏供養


 清々しい秋晴れの日、お能に出かけて来ました。
演目は「源氏供養」、紫式部を舞われるのは、母の先輩のIさん。(先日、貴重なリハーサルを見学させていただきました。)

能楽堂の入り口で、私の縮緬細工のお師匠さま・W氏と合流。
皆で並んで、見せていただきました。
ご親切にもIさんから、事前に源氏供養の台詞のコピーを送って下さったものがありました。それを持参していたのと、リハーサルで一度見せていただいていたこともあり、舞台の様子も台詞も、堪能・・・。
独特の空気の舞台は、改めて伝統芸能の魅力を教えてくれました。
日本に生まれながら、知らないことばかりの私は、また一つ、もっと深く知りたいと思えるものに出会えたのです。

それにしても、Iさんの堂々とされて、姿の素晴らしかったことといったら・・・どれだけ丹念にお稽古を重ねられたことでしょう。そして、どんなに大きなプレッシャーを抱えていらっしゃったのでしょうね・・・。
けれど、それらを本番でプラスの力に変えていくことが出来ないと、こんな大きな舞台はつとめられないのかもしれません。
そう確信させてくれるほど、舞台のIさんには、紫式部の霊のようなものが宿っていたと感じました。

終了後、最近Iさんの勧めで謡を始められた、京都のお酒のソムリエ・Aさんと合流して、みんなでお茶を飲んで、楽しくおしゃべりして帰宅。
爽やかで凛とした秋の空気が、Iさんの姿と重なった、素敵な休日となりました・・・。

実は、その前日から、昼食の秋刀魚の骨が喉にささって炎症を起こしていた私。連休で病院にも行けず、痛みで気分も落ち込み気味でした。
今朝は一番に耳鼻咽喉科に行き、ゲ~ゲ~いいながら、深く突き刺さっていた骨をお医者様に見つけて抜いていただきました。
魚の骨が引っかかったら、ご飯を丸呑みしろと言われますが、ここ2日でいろんなものを丸呑みしていた私。でも、それが逆に悪かったようです(涙)。
どうぞ皆様も、美味しい秋刀魚の長い骨にはお気を付け下さいませ。