12/08/2009

整理月間



 ここひと月ほど、毎日のように引き出しやクローゼットの中を整理しています。

もともと、片付けてもすぐにものがぐちゃぐちゃになってしまう私・・・整理整頓は嫌いじゃないけど、苦手でした(恥)。
でも最近、なぜ整理された状態が長続きしないのか、分かってきました。それは一重に、持ち物の多さに尽きます!

一人の人間の管理出来るものの数は、実際はそんなに多くはありません。
なのに私ときたら、昔のものでも、「いつかまた使うかも・・・」とか、「まだ未使用だからいつか・・・」と破棄できなかったのですが、その「いつか」は、そうそうやって来ないのです。
「来るかどうかも分からない未来のために、後生大事にものを抱え込んでいるなんて・・・・・・!!」と、何故か突然開眼。
それからは、分別しながら、たくさんの持ち物を処分しました。そうすると、恐ろしい程にスペースが空きました。
そしてそこに、ゆったりと収納。今までは、ちょっとの隙間にも詰め込んでいましたが、ゆったり収めることで、ものをどかせて奥のものを取ることもなく、ストレスも激減。

昨日は、ピアノ室を片付けてたのですが、キャビネットから10年以上前に作った、自作の刺繍の手鏡が出て来ました。

実は、その頃は刺繍も少しやっていました。
娘を公園で遊ばせながら、ベンチでも刺していましたし、ピクニックに行った時も、のんびりやっていました。
ただ、刺繍は一点をずっと見つめて作業するせいか、視力が悪くなり止めたのですが、我が家には刺繍名人の母がおりますから、続ける必要性も感じなかったのかもしれませんね。

では、その刺繍名人の作を一つご紹介!

窓辺に座る私の人形を、刺してくれたものです。
私も大好きな作品で、家族が集うテーブルの傍にかけてあります。これを見ると、心がささくれだった時も、和らぐように感じるのですが・・・。


 二階の廊下から見える裏のクスノキに絡まる葛の葉が、見事な黄金色!
街の紅葉は、そろそろ見ごろを過ぎそうです。