1/13/2010

夜間動物診療所へ


いつの頃からか、四角いテリア犬が、とにかく好きでした。
イギリス原産らしく、タータンチェックの似合うあのシルエット!
家庭を持ち、自分の権限で犬を再び飼うことが出来たら、
迷うことなくテリア犬種に・・・と温めていた夢。

7年前に今の家に移ることとなり、
一人っ子の娘の姉妹分というもっともな理由も付け、
本格化したテリア犬種選び。

一番のお気に入りは、エアデールテリアでした。
けれど、如何せん大き過ぎる・・・。
そして白羽の矢が立ったのが、ワイヤー・フォックス・テリア。

タイムリーに見つけた、ブリーダーさんの子犬情報。
迎えに行く日までは実際に会うこともなく、我が家の家族となったのが、
愛犬セラフィンです。


のほほんとして、人間が大好きで、食い意地が張って、
鈍感と思いきや、妙に神経質な面も持つ(なんだか、娘にそっくり!)
そんなセラフィン。
実は昨夜、大(?)騒動を起こしました。

我が家のリビングには、ずっとセントポーリアの鉢を置いているのですが、
あろうことか、その鉢の観葉植物用の小石を大量に食べた!!
(以前から置いてある鉢で、
過去そんなこともしなかったのにもかかわらず・・・です。)

それから、床の上を延々と舐めながらウロウロし通しで、
元気なんだけど、どこか様子が絶対におかしい。
けれど、そういう事態が起こるのは、大抵病院の閉まった後なのです(涙)。

幸い、京都に深夜2時までやっている、夜間の獣医さんがあったので、
車で急行。(夕食時に、たまたま飲酒していなくてよかった・・・。)

親切な処置で、食べたものを吐かせて、注射を打ってもらい、
一応レントゲンも撮って、大丈夫でしょうということで一安心。
そしてお会計の段となり、その金額を見て、
今度は私が具合が悪くなる番でしたが・・・(泣)。

深夜の11時半過ぎにやっと帰宅。
その後落ち着いてから薬を飲ませたり・・・でやや疲れました。

そして今朝、隣の部屋での娘の慌しい物音で起床。
なんと、時刻はいつも娘が出かける6時50分!
家族皆、寝坊してしまった!
(実は、昨夜目覚ましをかけ忘れた私。誰かが起きると高を括っていました。)
それからはもう、何もかも怒涛のごとく・・・・・・




もらってきた、レントゲンです。
食べた小石がちらほら写っていました。



食欲は、いつもの半分くらいの今日のセラフィン。
ちょっと元気もありませんが、仕方ありませんね。
今日は家で、ゆっくりしようね。

それにしても・・・こういうことがあると、
生き物と生活するというのは、責任も伴い、大変なことと実感します。
セントポーリアの鉢は、セラフィンの届かないところに隔離。

一枚目画像は、買っていたテリア型の土台に、
羊毛フェルトを丸い形に刺しこんで作った針刺し。
文字通り、針をさされたピンクッションの如く、
しんどい想いをしたセラフィンでした。