7/09/2010

「雄雄会」日本画展



何故か、出会う人には
「いつも、お出かけよくされていますね!」と言われてしまうのですが、
どうもそういう印象を、ブログより与えてしまっているよう・・・。

私の外出は、展覧会を見るため、もしくは材料の仕入れや、
人形関係の用事にほとんど限られています。
(週に1度も無いくらいなのですが。 )
人ごみや百貨店をうろうろするより、
絵画や焼き物などを見るのが好きということもあるので、
まあ、一番の娯楽ではあるのですが!


外出先でも
「お茶くらいして帰ろうか!」
と、いつも母と話しながらも、結局は、
セラフィンも待ってるし、お互いに早く作業に戻りたいしなぁ・・・と、
足は自然と駅へ・・・。

そうでないと、行程の多い人形は、出来上がらないのです。
母の刺繍も、大変地道な作業で、 これがまた、なかなか仕上がらない!

でもそれも、二人にとっては自分の世界に入り込む至福の時間。
そういう時間が取れない日々が続くと、
心がささくれだち、落ち着かず、イライラ。
もの作りって、みなさんそうなんだと思うんです。


さて、言い訳のような長い前置きになりましたが(笑)、
今日は心斎橋大丸へ、日本画を見て来ました。

日本画家の阪野智啓さん在廊の日ということで、
雨の中、出かけたのですが、
ギリギリすれ違いとなってしまい、残念!

けれど、阪野さんはじめ、我が家のお知り合いの画家さん方の
素晴らしい絵に触れ、
それぞれの絵の前で、想像の小旅行を楽しみました。

久しぶりに、ギャラリーの担当の方ともお会いして、
しばし日本画談議に花を咲かせた母。

私は、加藤厚さんという画家の方の「蕨」という作品に
ときめいていました・・・。

阪野さんといえば、昨年のクリスマス会
見事なイジラレキャラぶりを発揮して下さり、
本の交換会では、盛り上がりに貢献して下さいました。

我が家は10月からクリスマスの計画を練りだすのですが、
今年もあっという間にその季節が来そう!

本当に、月日の経つのは早いことといったら・・・


画像は、阪野智啓さんの作
「牛若」

神童・牛若の高貴な表情が美しい色彩と響き合います。

画像では分かりにくいのですが、
阪野さん特有のバックのマチエールが素晴らしい。