2/21/2011

LIBERTY


昨年の滋賀の展覧会前に、
英国リバティの布を13枚はぎ合わせたスカートを
オーダーで作ってもらいました。

会期中、一度着用した際、
たくさんの方から「どこで売っているのですか?」とお尋ねいただき、
私自身も大変気に入った思い出深いものとなったのですが、
この週末の娘の誕生日の贈り物に
今度は自作でティアードスカートを縫ってやろうと
今日は再び京都のリバティのお店へ。

入ったとたん、素敵な布がいっぱいで、迷うこと迷うこと!
でもまずは、娘の布地を。
彼女のイメージは、私にとってはいつもブルーや水色なんです。
自分の着たくても着られない色を、娘が似合うのは嬉しいことでもあり・・・。

4種類使うので、まずはメインの布を選びますが、
それは私も好きな「苺泥棒」のブルーヴァージョンを。
このデザインは少し大人っぽいので、メインにすることによって
長く着られるかと思いました。

後は、渋くなり過ぎないリバティらしい可愛い布を、
センスの良い店員さんにご相談しながら。

 右端が、ウィリアム・モリスデザインの「苺泥棒」

リバティのタナローンは、肌触りがとても滑らかで薄く軽やか。
スパッツとバレエシューズを合わせると、可愛らしいですね。



自分用にも購入しました。
春用のスカートです。


この右端の薔薇の布は、
英国の絵本作家クェンティン・ブレイクの「ケイト アダ」というパターン。
こういう、一歩間違えば下品になってしまいそうな柄、好きなんです。

そして今日はもう一つ、

縮緬細工のお師匠さまのW氏のブログより、
宮崎輝生さんの芝山漆器を知り、その繊細な国宝級の作品に
是非触れてみたかったのです。

筥根付はそれはもう、素晴らしかった・・・。
W氏のおっしゃっていた通り、これを見てしまうと、
他の陳列してある作品が、まったく印象に残りませんでした。
28日までだそうなので、お好きな方は是非どうぞ。