4/26/2011

ライラック、ひと枝


確か9年前、この家に来た時に小さな苗木で買ったライラック、
今や見上げるほどに成長しました。

例年なら、強い香りを放つ房花をたくさんつける頃ですが、
今年は、たったふた枝しか咲きませんでした。
調べてみると、昨年の剪定の時期が悪かったようです。
ライラックは、花を咲かせたあと、6月後半には早くも来年の蕾の準備に入るそうで
剪定はそれまでのほんの短い時期に、少しだけ行うのが良いということ。
そういえば、昨年は夏に少し剪定した気が・・・私のせいだったのか!?




 最初に咲いた方の枝はもはや花も終わり、
残るひと枝を、部屋に飾ることにしました。 
鼻を近付けると、香水そのもの!




リラの木とも呼ばれます。
ライラックもリラも、どちらも素敵な響きです。
赤毛のアンの末娘も、リラと呼ばれていましたっけ・・・。




春の我が家の庭は、雪柳に始まり、
冬越しのパンジーが次々に花を咲かせ、王者チューリップ登場。
そして、これからの楽しみは
ジギタリスやデルフィニューム、カンパニュラ、ほたるぶくろ・・・
その隙間を埋めるかのように、
揃って顔をのぞかせる小花たちも主役に負けない彩りで、
毎日庭に出ては、春の魔法にため息をついています・・・。