6/17/2011

伯母宅へ


 今日は、朝一番に仕事を一つ済ませた後、
父の日に添える手紙を書いておりました。

毎年、その中で親不孝を詫び、
来年の父の日までとりあえずは乗り切る訳ですが
結局一年後にはまた懺悔の文字を記すことになり・・・

もしかすると、永遠に続くのかもしれません(恥)。
どうしよう!

いや、もしかしたら、
迷惑を懸けるほうが、親は長生きするのかも!?

・・・などと罰当たりなことを思いつつも所用のため、いそいそと家を出ました。







最初に向かった先は 、父の会社。
先の手紙と父の日のお酒を渡すためです。

そして、代わりにたくさんの美味しそうなお土産をもらい、
わらしべ長者のようになってしまいました。
う~ん・・・・・・。

そして、急遽寄ることになり、すぐ近くの伯母宅へ。

玄関には満開の芍薬の花!
芦屋のジャックデコのブーケだそうです。

そういえば、以前に伯母のお友達の方々から展覧会時、
こちらの素晴らしいブーケをいただいたことがありました。




 ほんの少しのはずが、また美しいおもてなしを受けてしまい、
ほっと一息させてもらいました。






そして、ここに来ると、決して身贔屓ではなく
太鼓判を押せる人生の有益な話を、伯母より聞くことが出来ます。

それは、そんじょそこらの講演会場では聞けないような
心をわしづかみにする話ばかり・・・!
どれもそうだと新鮮に実感するだけでなく、それを通り越し、
素直に胸打たれてしまいます。

私は、薄っぺらい話では決して感情がゆさぶられることはありませんから
どれだけの修羅場や苦労を乗り越え、
そしてそれ以上の、人との心の触れ合いによる感動を
伯母が味わってきたのだろう・・・と
ふとした瞬間に想いを馳せます。

今の私に必要なことを、惜しみなく教えてくれる伯母の言葉を
意識せずとも心がスポンジのように吸収するのを感じ、帰宅しました。

よく生きた者が、よく死ぬことが出来るとの中川一政の言葉通り、
一生懸命やるしかないと
またさっきまで肩を凝らして仕事。
何もかも、ありがたいことだと実感する一日。