8/24/2011

針刺し


以前から、私のものと同じ針刺しを作りたいと言っていた母ですが、
先日思い立ち、自分のレディ・ピンクッションを完成させました。

この、レディの針刺しは、もっとデコラティブなタイプもありますが、
我が家では実用一番なので、あえてシンプルに。



 これは、もう15年くらい使っている私のもの。
人形の衣装を縫うときは、待ち針は大量にいるので、必需品。
寝室にも、夜の作業用に別の針刺しを置いています。




そしてこちらのブルーのものが、母の新しい針刺し。
これが出来上がる前は、
スポードのブルーゼラニウムの、ふちの欠けたカップを使って
作ってあげたものを、愛用していました。



「Making Fabulous Pincushions」 という本には、
さまざまな楽しい針刺しが掲載されていて、
見ているだけで楽しい時間を過ごせます。

この帽子型も、一度真似て作ったことがあったような・・・



欠けたカップの再利用にもってこいの、ティーカップ型



東欧を思わせる、フォークロアの赤が鮮やかな針刺しは、
上部がクロスステッチされた布が張られています。


レースや花が使われていたり、お洒落で目を引くほど、
実用とはかけ離れて行ってしまうのですが・・・

それでも、大事な七つ道具の一つ?ですから、
何でもいいというわけにはいきませんよね。
使い勝手がよくて、丈夫で長持ち、そこに、ほんの少しの乙女心。

ということで、まだまだ私の針刺しが作り替えられることは無さそうです!



Aさまから送っていただいたのは、
我が家から旅立ったブリュの、
お手持ちのアンティークドレスを着せていただいた画像。
素敵なお仲間に囲まれ、いきいきとして、すっかり他所の子!

また、こちらのアンティークドールさんも、
我が家にドレスを誂えに、来年遊びにやって来てくれますよ。