4/28/2012

待ち時間のお供


日光湿疹がひどくなるばかりで、
今日は早朝より、連休に入る前の病院へ滑り込みました。


待ち時間の予想されるところへは
必ず本と編み物を携帯しますが、
編みかけのは巨大なベッドカバーは流石に持っていけないので
とりあえず本を2冊、バッグに入れて。 

本はどのサイズのものも、必ずブックカバーをつけて持ち歩きます。
けれど、ネットで本を買うことの多い昨今、
店頭でもらうブックカバーが無いことが多いので
私は自作のカバーを付けています。
 



ちなみにこれは、数年前の金子國義のカレンダーを利用。
日付がちらっと見えます。

他にも、終わった美術展のチラシなんかを、文庫サイズのカバーに。
紙も上質だし、色彩も綺麗なので、鞄から出すのも楽しいです。




今日持って行ったのは、「夢野久作の能世界」と
「嵐が丘」の新訳。

夢野久作は、全集に入っていたのに、うっかり買ってしまった残念な本。
こういう失敗もたまにはあります(恥)。
けれど今日は、嵐が丘を読んでいるあいだに
病院が思いのほか早く終わりました。

光文社の古典新訳文庫のお陰で、
 昔小さな字の古めかしい翻訳で、無理やり読んだ本たちが
何冊もいきいきと生まれ変わりました。
嵐が丘も、とても読みやすい。