たくさんの人形を作ってきましたが、
青いドレスの似合う子が、案外多い気がします。
これはひとえに、私が青という色が似合わないからかもしれません。
自分が着られないから、人形に・・・
そんな願望が、知らず知らずに働いている気がいたします。
青い色には、ずっと憧れがあります。
だから、一番長く過ごす部屋の色は、
青を基調にしています。
お皿もBlue & White の古典的なものに惹かれますし、
日本の古い染付の青にも、素通り出来ない引力を感じます。
クローゼット中の洋服には、1枚も無いけれど、
青は心穏やかにしてくれる色。
これが、娘や母、パートナーなど
私以外の人には皆、よく似合うのだから不思議。
不思議というか、やや腹立たしい。
青い色の一番の魅力は、
清潔感と知的さ。
それが似合わないということは、
自分にそれが欠如している！？
う～む
・・・益々持って、腹立たしい。
でも、私の作る人形たちには、似合うのです！
まあ、それでプラスマイナスゼロになるかは分かりませんが、
ブルーに包まれた人形の表情を見つめていると
心は徐々に穏やかに・・・
そしてだんだんと私も嬉しくなって 、
「こんなに素敵に着こなしてくれて、鼻が高いわ！」などとつぶやいたり。
青に茶を合わせるのも、好きですね。
品よくまとまる気がして・・・。
関西は明日から天気が下り坂らしいのですが、
もう随分と雨が降っていません。
ゲリラ豪雨はごめんだけれども、
少し、乾いた大地を潤して欲しいもの。
ちょっと心も、かさかさしているのを感じます。
心にも、優しい雨が必要なのかも・・・。
早く、クーラー無しで眠りたいですね！
