9/22/2013

牛車の歩み

 



 いつもなら集中してどんどん進められる作業も
肩こりや頭痛の治療中で、ゆっくりゆっくりの日々です。
まさに、牛車の如く・・・

ただいま、ブリュのドレスのブラウス部分を
パーツごとに縫っている最中。

袖は、ちょっとおもしろ可愛い仕上げにしてみようと考えているのですが、
型紙作りに、また時間が少し要りそう。



オフホワイトの生地は不思議なもので、
しっかりとした表情の子も、途端に柔和になります。
案外、どの人形にも合いやすい色なのかもしれませんね。

人間はというと、単色で着るには、結構難しい色だと思います。
けれど、年齢を美しく重ねられた白髪のご婦人が
こんなオフホワイトを着こなしされていたら素敵だろうなぁ、と想像します。
定番ですが胸元には、アンティークの象牙やカメオのブローチかな・・・。

そうなるには、しぐさや言葉から感じられる、内面の豊かさが必要。
若い頃からの積み重ねですね。

・・・まだ間に合うやろうか!?



 

 *



池に面した裏庭には、彼岸花が今年も咲きだしました。

鋏を入れて部屋に活けると、案外、線が細くて地味なので
こうやって窓から眺める方がよいようです。

季節と同じく、必ず巡るもの。
当たり前がそうでない今だからこそ、
更に愛しさを感じます。

 今年も咲いてくれて、ありがとう。





日中の日差し、まだまだ強いですね!
もう少しの我慢でしょうか。