10/17/2013

ブルガリアのスカート



毎日、なんだか忙しい。
以前なら1日中家に居て、人形作りに集中したのだけれども、
今は毎日なにかしら外出の用事があって、
落ち着いた時間が取れずに日が暮れて行きます・・・。

今日は今日で、娘と買い物の約束。




外出といっても、
くたびれて壊れてしまった娘の傘を選びに
隣町に行くだけなのですが。


先日、病院の帰りに
「ママが勝手に選んで買って帰ろうか?」と聞くと
いや、自分も見たいから・・・!と。
そりゃそうですね、自分が使う傘ですから。


「これが大人っぽくていいかなぁ。」
最初の店で娘が気になっていたのは、茶色のおとなしいもの。

悪くはないけれど、他も見てみようということで
次のお店で、後ろの方に隠れていた格子柄の傘を発見!

紺と茶のタータンチェック。

「これがいい、これにしよう!」
値札を見て、ちょっと娘には高いかな?と思いましたが
大丈夫と頷き、レジでお金を払う娘。

うむ、なかなか良い傘を選んだではないか・・・。
あれなら、長く大事に持てることであろう。
だんだんにモノを選ぶ目を養いつつあることが、嬉しい。

とりあえず、まずは目的も果たし、3人でランチ。
祖母の洋服を買って、娘は大学へ、母と私は帰宅。






最近は、夜に人形作業をすることをすっぱり止め、
また自分のものを編み始めています。

これは、家にあった中細の靴下糸をランダムに使っています。
パターンは、京都のトランテアンさんのHPにあったもの。
「ブルガリアの手編みスカート」という名前です。

なんでもブルガリアでは、痩せた人も太った人も
皆等しく作り目は140目だそうですが、そのアバウトさも微笑ましい。

140目から徐々に目数を増やしていって、ただいま420目。
最初の140目が思いのほか細そうなのですが・・・
もう少し編み進めたら、一度穿いてみることとしよう・・・。

*私はあまりピタッとしたくないので、少し作り方を変えています。

やはり、好きなことをしていると、心が落ち着きます。

秋の夜長は、お菓子と本と編み物と・・・・・・




娘は、今夜は神戸でパートナーと待ち合わせ、
毎年チケットをプレゼントしていただいているピアノの演奏会へ。

いつも素晴らしい公演ばかりですが、
今年は、ただいま娘が卒業試験で練習中のブラームスが演目にあり、
「絶対行きたい!」と楽しみにしていたもの。

二人で秋のピアノの音色に包まれて、帰ってくることでしょう。

お心遣いに、心から感謝いたします!


ブルガリアのスカートの作り方はこちらへ。