10/24/2013

金木犀









 今朝、娘とセラフィンの散歩に出ると、
いつもの公園が、満開の金木犀の香りに包まれていました。


セラフィンも、クンクンと鼻を高くして・・・





これほどまでに夢のような香りは、他にあるでしょうか?

早春の沈丁花の香りもいいけれど、
金平糖のような小さな花から匂い立つ、この期間限定の秋の日が
なんとも言えず、好きなのです。

これがトイレの芳香剤の匂いという人もいますが、
天然の香りは、全く違うのに・・・。

 台風の雨風で、全部落ちてしまいませんように。



ハナミズキはもうこんなに赤くなっています。
下に落ちた赤い実を、セラフィンにひたすら投げつけ、遊ぶ我が娘。
う~む・・21歳とはとても思えぬ・・・。






「若葉のうた」 金子光晴


これを読んだ若い頃、心を覆っていた安っぽい鎧を
脱ぎたくなっている自分に気付きました。

時代は変わっても人の心は変わらないものだな、と思います。

今日、久しぶりに開きましたが、
  いつ読んでも、涙が出ます。







台風の近付く中、パートナーは広島の演奏会へ。
帰りが大変でないといいけれども・・・

週末にかけ、お天気が心配ですね。