10/26/2013



このお粗末なブログの一番の読者は
多分、父でした。

たまに更新が遅れると、「何かあったのか?」と
電話やメールで必ず心配するものだから、
いつしか書くことが、毎日の習慣のように。





この更新が、父が病に侵されてから
精神的に、とてもしんどい時もありましたが、
「父が待っている」 ただそれだけの為に、
日々の些細な出来事を記し続けました。


今週は、入院で辛い治療中の父を想い、
少しでも元気になって!と
目の中に入れても痛くないほど可愛がっていた娘や、
私と兄の幼い頃の写真を掲載しましたが、
まさか、こんなに早く、こんなに突然に別れが来るとは
思いもよらなかったのです。


誰にとっても自分の父親は特別な存在ですが、
私にとっても、それはそれは特別な父でした。

あんなに愛情の深い人は、そういない。
そして、その大きな愛情を、皆に注ぐ人も。


昨日から日付が今日に変わる頃、父が病院で息を引き取り、
まだそれが信じられないような、ぼんやりとした気持ちで、
恐ろしく長い1日を過ごしています。


「なっちゃん、ブログ更新、どうしたん?」

父のそんな声が天国から聞こえてきそうで
やはり今日も、こうやっています。