今年は早めに、いつもの有本利夫カレンダーを購入していました。
昨年は油断していた隙に、売り切れになってしまったものですから・・・
小型で、場所を選びません。
師走も半ばということで、居間まで持ってきました。
以前は1日で頑張ってやっていた作業も、
このところは何日にも分けて。
素焼きしてストックしておいた人形の頭の磨きやアイカット。
新しい人形を作りたくて、
そういう気持ちが高まるのが、また嬉しくて、
無理をしないように、丁寧に少しずつ進めています。
明日には完了、明後日は本焼き予定。
昨日出かけた恵文社。
かけてもらったブックカバーも素敵でした。
スタイリッシュなお店で、私の好みの本が揃っています。
昨日買った1冊は、これ。
ずっと以前、クリスマスの招待状には
毎年聖夜を思わせる詩を探し、引用していました。
けれど私の手持ちの詩集には、
思いのほかそういったものが少なくて
苦労していたのです。
よって、数回でその企画はポシャってしまいました。
その数回の中のひとつ、ハイネの詩をご紹介。
「樅の樹は」 より
樅の樹は、みどりの葉の指で
低い小さな窓辺を鼓き(たたき)
ひっそり窺う月の眼は
金の光を窓に投げ込む。
今年は年末にかけ、かなり冷え込みそうですが、
部屋の中では身も心も温かく過ごせるといいですね。