2/05/2014

プルーストのマドレーヌ




プルーストの『失われた時を求めて』で、
あの長大なメモワールの扉を開くのは、紅茶に浸したプチ・マドレーヌだった。
誰しも、そうしたプチ・マドレーヌに相当するものを持っているのではないか? 

 これは、 パートナーのブログより拝借した一文。

だってまさにその名の通りのお菓子を、
はるばる広島よりいただいたのですから!






お送り下さったのは、昨年私の人形をご縁に
お知り合いになれたNさま。

我が愛犬のお見舞いに・・・と
ご自身のお気に入りのお菓子をお送り下さいました。
パッケージも味わいがあり、いいですね。

こちらの女性は、どうも レオニおばさんのようです。




 こちらのマドレーヌは、その小ささが可愛らしくて
プルーストの作品と同じく、菩提樹の蜂蜜が入っているのだそう。




もうひとつは、あおぎりという焼き菓子。
平和公園の被爆アオギリにちなんだお菓子だそうです。

ほろ苦い八朔のジャムが新鮮でした。
大人のお菓子!
紅茶によく合います。


 





 お写真もいただいておりました。

 最早この子はすっかりNさま宅の家族になっているのだそう。
写真より、すっかりくつろいでいる様子が窺えますね。

こうやって、しあわせそうな姿を見られるのは、本当に嬉しいことです。
感謝いたします。






Nさまのお便りより少し。

「お人形の存在とは不思議なものですね。
見る度に表情が変わるような、
ただ静かに見つめ返してくれる表情が
心落ち着かせてくれるような・・・ 」


全くその通り、不思議で奥深いものです。

人形は、自分で持ち主を選ぶといわれています。
いつもぴったりのお家を見つけ、旅立って行きますから、
本当にそうなのだなぁ、と腕組みしながら頷く日々。



今日は大阪でも雪が舞いました。
幻想的で美しかったな・・・。