7/15/2014

骨壷




 セラフィンが亡くなる前夜は、母と私は看病で徹夜をしました。

そして悲しい昨日を過ごし、心身共にどっと疲れが出て、
家にいると涙が出るばかり。
 
今日は気を少しでも紛らわすために、隣町へ買い物へ。

 



もう、時間を気にする必要もないのに、
気持ちは急には切り替わらないものですね。

まだまだ、外出も努力段階。


愛犬の写真を入れて傍に置きたくて
フォトフレームを探すのだけれども、なかなか思うものは無く・・・

ただ、母が「これを買おう!!」 と
店先で小さなセラフィンを見つけました。
しかも30%オフ!

皆の集う1階の居間に。




私の寝室には、
以前贈り物でいただいたアンティークシュタイフのワイヤーフォックステリア、
我が家では「豆ふい」 と呼ばれている子を持ってきました。

これで 1階でも、就寝時にも
愛犬と一緒の気分になれるでしょう。きっと。




 豆ふいとセラフィン そっくりです。




 このテリアの仔は、名前のタグをつけていますから
Seraphine と書き込むことにしよう。

 

 




 こちらのちびセラの隣のいれものは、愛犬の骨壺に・・・と
今朝、母が出してきてくれました。

ずっと前のお茶会時に購入した、可愛らしい蓋物です。
京都の若い作家さんのもの。






 



 この象の柄を見て娘が
「ふいちゃん、象さんに乗って行くんや!」と笑いました。

愛犬にぴったりの、明るい骨壺です。









お骨はまだ半分残っているので、気に入ったものと出会った時に
もうひとつ求めようと思います。

粉々になっている少しの骨は、いつも散歩していた公園に持って行こう。