8/30/2015

無花果





 輸入食材店を覗くのは、もとより好きで
そこでは未知の食べ物に挑戦して失敗することもあれば、
ヒット商品を見つけたり・・・

まあ、そんなギャンブル的なところも楽しみのひとつですが、
横文字の食品は、見た目にもつい手に取りたくなります。

最近、新しいお店がショッピングモールに出来ました。

値段の判断材料として、今まで海外から取り寄せしていたハーブティーが、
変わらない値段で並んでいるのを見つけ、おおっ!と思う。

それから、何度も足を運んでいます。










我が家の朝食はパンと珈琲。
トーストにつけるジャムに、無花果の瓶を見つけました。

メーカーごとに何種類かあり、 はじめはこれより安いものをかごに。

けれど、高い方も諦めがつかず。

この200円の差が、もしかしたら日々の美味しさの差になるのなら、
そう高くないかもしれぬ・・・と少々贅沢をしてみました。

それに毎朝目にするならば、美しい瓶のものがいい。

 今朝、早速トーストへ。

うむ、買ってよかった!という味でした。
 





 今日は3時のおやつも無花果。
 ちょうど旬ですね。

 フレッシュはもちろん、ジャムもドライフルーツにしたものも、
その一番の魅力は、種のつぶつぶ感ではないでしょうか?

こんな傷みやすくもろい果実が、この頃は美しくケーキにデコレートされています。
職人の技術も、すごい。











 旧約聖書では、アダムとイヴが身体を隠したのは無花果の葉でした。

古い静物画にも多く登場します。









実は昨夜の食卓にも、無花果がブルーチーズと共にのぼりました。
ワインのお供にピッタリ。

日持ちがしないので、あれやこれやと消費します。

今の時期だけの楽しみ。