6/27/2016

思い出の指輪





 むかしむかしの指輪を作り替えるために
母が都会に出かけるのに同行。

・・・娘の仕事場ですが。 

今日はデザイナーさんがみえるということで、
相談の予約を入れて。








持って行った指輪は、母が大昔に父に買ってもらったもの。
大き目の四角いエメラルドで、
私も子供の頃より母の指にあったのを、よく覚えています。

 箪笥の奥深くに眠っていた(・・・というより、忘れ去られていた)のですが、
これをなんとか生まれ変わらせて身に付けたいという、母の想いがありました。


 今度はネックレスではなく、指輪に。


まずは全く違うふたつのパターンを、デザイナーさんが目の前でさらさらっと描いて下さり、
頭の中でぼんやりだった輪郭が、みるみる形を成して行きます。 

悩みつつも、エメラルドを横長に配したデザインを見てみたいとリクエストして、
更に二案出来上がった最後のものが皆気に入り、決定!

一枚目の画像、右下のデザインとなりました。
クラシックでいて品が良く、力を感じます。


できあがりはまだまだ先。
この石が新しい命をもらったようで、母がとても喜んでいるのでした。








その後は会社の方のはからいで、娘と一緒にゆっくりとランチへ。
3時には帰宅し、人形作業の続きを二時間。

明日には帽子も出来上がりそうかな。