2/14/2017

ロベール・クートラス展へ


 

クートラス展が大山崎山荘にきているということで、
行こう行こうと思いつつも、前期を逃してしまいました。

目まぐるしい日々の中で後悔の無いようにと、今日は後期の展示へ。

ずっと見たかった作品の数々は、
実際に目にすると、やはりとても好きな世界でした。







クートラスを知ったのは、以前クリスマスに交換する本
選んだのがきっかけです。

カルトという、彼の代表的な作品を模したフロランタンが
なんと喫茶室でいただけるということで、
これもとても楽しみでありました。

3種類あったので、それぞれに違うものを。
ほろ苦い珈琲にぴったりの甘さ。

完成度も高い!







 このウサギのようなカルトは、本の裏表紙にあります。













この本で一番響いた言葉が、

誰が作ったのかと問われることもなく
そのもの自体で生まれて、年老いて美しくなっていく作品を
クートラスは好きだった。

というもの。

ブランド志向とは真逆ですね。

そういったものを作るには、結局は日々を誠実に生き、
ひたすら努力して作品に向き合うしかないのではないか、と思います。