8/08/2008

伊吹山のペンションにて













 佐川美術館の後は、一路伊吹山へ。

こちらのペンションは、今回利用するのは2度目です。

ヴァイオリニストの友人が合宿に使ったという、なかなかの穴場!
リピーターの多い宿です。


全てご主人が建てられたというログハウスが3棟あり、今回は娘の希望で家族単位で利用できる貸切のコテージに泊まりました。

中に入ると、内部にも可愛らしい窓がたくさん。
なんだか、先日皆で見に行った「西の魔女が死んだ」に出てくる家を思わせます。


置かれていた手作りの机には、年号が彫られてありました。
きっと、もう大きくなられた3人の息子さん達のものだったのではないでしょうか?
お父さんの愛情こもった机は大切に使われていたのでしょう、大きな傷もありません。

コテージに入るなり、オセロを見つけた娘とパートナー。早速手合わせです。


そして、このペンションは、食事がとても美味しい!

焼き茄子のポタージュは絶品で、他の宿泊客さんがオーナーに聞いていたレシピを盗み聞き、我が家でもすぐに試してみました。意外なほど簡単に出来、嬉しいレパートリーが1品増えました。


でも、このペンションの一番素敵だと感じることは、オーナー夫妻のお人柄かな?

もう、長くこのお仕事をされているのに、接するたびに、まるで初めて宿泊客を迎えるような、心を尽くそうとされる姿勢を感じるのです。

初心・・・でしょうか。 
なかなか持続することが難しい、けれど最も大切なこと。


高級なホテルに惹かれた頃もありましたが、今はこんなあたたかな、もてなしや心遣いを感じる素朴な宿に安らぎを感じるようになりました。


 ・・・旅の夜は、みんなでトランプをしながら、楽しくふけて。