11/18/2008

オリジナルの洋人形とミシンの故障


 
 オリジナルの洋人形の衣装を、昨日から作っています。
アンティークドールでは無いので、あまりそれっぽくならないように・・・けれど、一昔前の欧羅巴のいいとこのお嬢さん風を心がけたつもりが、やっぱり徐々にアンティークドールの衣装のようになってきてしまっています。ムムム。
最初のイメージでは、全てシルクのベルベットで作ろうと考えていましたが、ベルベットの縫いにくさプラス、あろうことか長年連れ添ったミシンがとうとう壊れるという悲劇が起きてしまい、結局ベルベットは部分的に使って、コットンの肉厚のジャガード生地を使うことにしました。
画像ではまだ縫い合わせる前の、置いただけの状態です。
作業しながら、合間にミシン購入に向けてネットで下調べしていましたが、最初は自動糸切りやちょっとしたアルファベットの刺繍が出来るものに心が動き、その機種の最安値のお店を探していました。
が、ふと、
「刺繍なんてミシンで実際するかなぁ・・・やるんだったら手でするよなぁ・・・」
とか、
「自動糸切りなんて、今までのように鋏で切ればいいんじゃないだろうか。」
と、安価なミシンに傾きだしました。まぁ、いつものことです。

そのうち「もしかしたら・・・」と、壊れたミシンに向かい出し、フットコントローラーを、ある角度に保てばなんとか動き出すことが判明。右手でそれを操作すれば、左手だけでミシンをなんとかかけることが出来ました。
このミシン、もう17年も使っています。
これで娘が小さい頃、たくさんの洋服を縫いました。
その後は、インテリア雑貨を山のように製作しました。そして現在は、大きな人形の衣装を作る時に活躍してくれています。
私が自分で買ったものなので、機能も一番シンプルな、リーズナブルなミシンです。
でもやっぱり、出来る限り使いたいなぁと思うので、作業出来るうちは使い続けようかな。
当分は、片手のみのミシンかけ、逆にすごく腕があがったりして。