5/24/2009

ローズガーデンの1日・その2







 素晴らしいローズ・ガーデンを見て、すっかり豊かな気持ちになった後、ユリユリさんのお宅に。
開けられたドアの向こうには、薔薇の花びらが敷き詰められていました!

「どうぞ、そのまま踏みしめてお上がりくださいね。」

ユリユリさんのおっしゃられた通り、思い切って上を歩いてみると、ふんわりと薔薇の香りが立ち上ります。
なんだか、どこかの国の王様になった気分!こんな演出は初めてでした。

お部屋の中は、アンティークの家具とアンティークの置物・・・どこを見渡しても、可愛い!がいっぱいの世界でした。それでいて、心が落ち着けるのは、それらがどれも愛情を持って選ばれて迎えられ、そこに大切に飾られているからなのでしょうね・・・。
お部屋からも、庭の薔薇が臨めて、心が休まります。

そして、ご馳走になったお料理。
スターターのグリンピースのスープは、とても甘くてお豆の味が濃い!
珍しい稚鮎の天麩羅に、滋賀の赤こんにゃくを使った白和え、お花の形の見立て寿司に、笹寿司、オクラと鯛の澄まし汁と、手の込んだ美味しいお料理を、お腹いっぱいいただきました。 あ~幸せ・・・。

お茶の時にも、一杯めは薔薇のジャムを添えて。二杯目は、ポットに薔薇の花びらを入れて、それぞれに違う味わいの、薔薇づくしのお茶を・・・。

圧巻は、最後に見せていただいた、素晴らしいキルトの作品の数々・・・。
ユリユリさんは、お料理の先生と、キルトの先生をされていたのです。

以前にお話をうかがっていた、「琵琶湖の四季」というキルトは、全て和の古布を使った作品ですが、1枚のキルトの上に、春夏秋冬それぞれの世界が描かれています。
大切な作品なので、今回は一部だけ「秋」の部分の画像を・・・。
1日に10時間以上も打ち込まれ、ついには夜中に幻影を見るほどの極限状態に至った作品だそうです。

この作品を見て、キルトに関する見方が随分広がりました。本当に、素敵でした・・・。

今回、ユリユリさんとの出会いによって、たくさんの忘れかけていたことを、思い出しました。
日々をもっと丁寧に、感謝の気持ちと愛情を持って・・・ですね。

そして、久しぶりの機会に、たくさん私達の腹の底に溜まった話を聞いて下さったAさん!
貴女の辛口トークが、大好きです♪ 母も私も抱腹絶倒の1日でした。 
いつも、たくさんのアンテナを張り巡らして、前向きに頑張っているAさんのチャイナペイントの世界を、じっくり楽しんでみたいなぁ・・・と改めて思いました。

ユリユリさん、Aさん、本当に素晴らしい 豊かな1日を、どうもありがとうございました・・・。