11/24/2009

ベスト完成・そして、山口博明ピアノリサイタル






何故か床にものを広げると、必ずやって来て乗っからずにはいられない・・・
それがセラフィンの性分なのでしょうか???

今日はパートナーの誕生日。
お祝いは、週末にゆっくりと・・・ですが、
なんとかベストが編みあがりました。

本当は、セーターも編んでいましたが、どこか気に入らない。
あれをほどいて編み直すのは大変だけど、
きっと編み直すような予感がします。

昨年のセラフィンセーターと同じく、
2種類の毛糸を使って、グラデーションで編みました。
大好きなセラフィンとお揃いで、きっと喜ぶことでしょう(笑)。
実物は、もう少しシックな色合い。


昨日は、山口博明さんのピアノリサイタルに出かけました。

前回のリサイタルは5年前。

あれから、伴奏者としての演奏は何度か聴かせていただきましたが、
我が家にとっては、待ちに待った日となりました。

初めて、山口さんのピアノを聴いたのは、10年ほど前。
友達のヴァイオリニスト・菊本恭子さんと、
チェリストの奥様とトリオを組まれていた時です。

生で、あれだけの美しいピアノの音色を聴いたのは、本当に初めてでした。

それから演奏会があるたびに、
桜ノ宮の弦楽ホールに、何度出かけたことか・・・。

とてもアットホームな雰囲気で、
3人が毎回、本物の音楽を聴かせてくれました。
格安のチケットなのに、隣の丸福珈琲のチケットが付いていて、
そこで薫り高い珈琲をいただくのも、楽しみでした。

残念ながら、弦楽ホールも無くなり、気軽に演奏会を楽しむ機会は減りました。
今思えば、いろんな人がクラシック音楽に触れるのに、
あんなに適した場所は無かったのではないかな・・・と思います。

山口さんの演奏会は、とにかく素晴らしかったです。

特に後半の「展覧会の絵」は、圧巻でした。
まるで、本当に展覧会を見ている様に
音が実像と重なりました。

素晴らしい音楽は、人を幸せにさせます。
その偉大な音楽の魅力に浸った、素晴らしい時間でした。