12/12/2009

ものを作る手




先日、クリスマス用にパンジーと葉牡丹でリースを作りました。

ワイヤー製の枠は、苗や土を入れるスペースも少なく、
いつも作るのに一苦労です。

そこで今回は、軍手を外して素手で作りました。

爪に土はいっぱい入るし、水ごけは冷たいし・・・

でも、やはり素手の指先の感覚というのは大事です。
仕事の進みも速く、パンジーも極力折らずに出来上がりました。

終わって、手を見ながら思ったこと。
人形作りを始めてから、
いつのまにか
好きだったマニキュアも止め、
爪はちょんちょんに短く、
手は荒れ、指の節のまあ、太くなったこと!

でも、何故でしょう、
不思議とがっかりするような気持ちにはなりませんでした。

春の展覧会の時、久しぶりにあった親戚から、
「お母さんと同じような手になってきて!」と言われ、
何故か嬉しいような、
ちょっとだけ 誇らしいような・・・

先日お会いした、秋穂アンさんの手を見た時も思いました。
(あっ、ものを作る手だ・・・!)

たくさん使って、節くれだって、頑丈になった手。
そんな手を見つけた時、
それだけで
愛おしくなりませんか?




私の手も、まだまだ修行中。
これから、もっともっとしっかりとした
もの作りの手になりますように・・・。




今日は、屋根の隙間からこんにちは!