2/20/2011

ビアトリクス・ポター



 今日は、暖かな日でしたから、
先延ばしにしていた庭仕事をすることに。
ホームセンターで買ってきた白木の台に
茶色のニスを塗る作業を娘にまかせ、
私はベランダの植木の手入れ。

薔薇には赤い芽がたくさんついていました。
これが、更にこれから暖かくなるにつれて
ぐんぐん伸び、5月には薔薇のお喋りで華やぐことでしょう。

今はまだ、パンジーだけのベランダですが、
思いがけない場所から種が飛んで芽を出しているものや、
こっそりと葉の陰に蕾を付けているクリスマスローズ・・・
たくさんの魔法を秘めています。





ピーターラビットが特別に好きなわけではないのだけれど、
数年前に映画館で観た、「Miss Potter」は
とても素敵な映画でした。

ピーターラビットの作者であるビアトリクス・ポターの伝記ですが、
ポターを演じたレニー・ゼルウィガーも、生き生きとして魅力的でしたし、
当時の衣服にインテリア
(中でも、独身時代のポターの部屋は、私の理想でした!)
そして、何より素晴らしい湖水地方の自然・・・
観終わった後、すぐに箱入りのピーターラビット全集を買ったほど、
心が満たされた映像でした。

少女の頃のポター。
バッスルスタイルのドレスですね。

ポターが出版社にピーターラビットの絵本を持ち込む時に、
動物が服を着ているということが、
なかなか受け入れられなかったそうですが、
そういえば、本棚にこんな本を持っていました。



この、「おとぎの国のモード」という本、
副題は「ファンタジーに見る服を着た動物たち」。

18世紀に登場する、さまざまなキャラクターが着用しているのが
歴史的にも興味をそそられる、凝った衣装であったりして、
とても勉強になりますが、残念ながら、もう絶版。(まあ、そうでしょう・・・。)

さて、なぜ今日ポターの話になったかというと、
ひとえに、この動画を紹介したかったから。
昨日見つけて、その可愛らしさにうっとり。
こんなの日本でやってくれたら、絶対に観に行きますものを・・・。