3/08/2011

英国レディの世界


こういう本は、ただ「好き!」としか言いようが無くて、
母に「ようこんなん買うわ~。」と横目で見られようと、
パートナーには、「フフフ。」とまた冷やかされるだろうと確信しつつも、
ちゃっかり自分の本棚の仲間となることは
見つけた時から分かっていて・・・。

材料を買いに行った先の本屋さんで見つけた、
心躍る一冊です。

どうしても、子供の頃から
異国(特に欧羅巴)の古い生活習慣に目が無くて、
 好きだった物語も、外国のものばかりでした。

特に惹かれるのは、
決して贅沢では無い、ごく当たり前の台所や食卓の描写。

日本では見られないような
洗い晒しの花柄のテーブルクロスやカーテン。

お針の会での話題は、 女性ならではの噂話でも
目的は、皆でどこかの家の掛け布団を縫う為だったりします。

寡婦は、喪服の豪華さと、着用した月日の長さを 自慢し合ったり、
田舎で繰り広げられる、さまざまな騒動も
現在からすると、およそ罪とは言えないものばかりで、
本の中で想像する世界は、
ほのぼのとした憧れで、いつも満ちていました。

さて、本日購入のこちらは英国レディの本ですから、
ジェーン・オースティンやブロンテ姉妹の世界でしょう・・・。
今夜はこの本をベッドに持ち込み、
愉しいひとときを!



 古布のブティックHEYAさんが、
先日お邪魔した際にお願いしたチュニックを、送って下さいました。

添えられたのは、美しい毛筆で書かれたお手紙と、
どちらの色でお願いしようか、悩んだくるみ釦、
2種類作って下さいました・・・。
そのお気持ち、本当にありがとうございます。

いただいたはぎれと共に、利用させていただこう・・・!と、
あれこれ考える時間が、また至福の時!