4/19/2011

オーダーの衣装作り その①






先日預からせていただいた、大きなブリュのための
衣装にかかっています。

布は、いろいろ合わせ、考えてみましたが、
以前に、球体間接のお人形にお作りした刺繍のシルク地が
一番しっくりきたのと、
置かれる予定のお部屋にもうるさくないようなので、それを。

レースは、アンティークの大きめの襟を、
素材として、ばらして使用しています。
もちろんそれだけでは足りないので、他のレースも合わせるのですが、
ここで難しいのが、微妙なレースの色の違い。

大抵のアンティークのレースは、時代がかった生成りですが、
この襟はかなり濃く、ベージュに近い色。
もちろん、同じ色のレースなどそうそうありませんから、
ここでいつも、近い色に染めるわけです。

染料も試しましたが、ちょっと系統の違う色になってしまったので、
今回は珈琲染めを採用。
これをやると、部屋中珈琲のよい香り!
「あぁ、はやく3時にならないかな~。」と思いながら
お腹を鳴らして仕事・・・。

私の一日は、6時に朝ごはんなので、やたらお腹が空きます。
仕事中の10時半にまずお茶、午後3時のお茶、
夕食後も、もちろんお茶を持って寝室に行き、
針を持ちながらも、いただきます。
日付が変わる頃には、当然すっかり疲れているので
お茶を飲んだから眠れない、ということもなく、熟睡。
 まったく幸せな毎日ですね。


珈琲も紅茶も好きですが、使用済みの珈琲の粉は、
よく乾燥させて、針刺しを作るとよいです。

毎日レースや布でタックばかりとっている私にとって
必需品は大量の待ち針なのですが、
愛用の針刺しは、本当にたくさん刺さって、安定感もあります。
もちろん、珈琲の粉も綿とともに詰めたので、針も錆びません。


4月中に、ドアストッパーを作る予定です。

さわやかな風を部屋に入れたくなる
これからの季節の必需品!