6/30/2011

夏の大山崎山荘


ジリジリと、今日も真夏日。
そんな6月最後の日、日傘を差し、汗をかきかき
友人4人で大山崎山荘に出かけてきました。




天王山中腹に位置するこの山荘は
一年中のいつ訪ねても、憧れの場所です。 

実業家であった加賀正太郎という人物が
遊学したイギリスに倣い、
テムズ川を臨むウィンザー城をイメージして建てられたという住居。
一時は取り壊され、マンションが立つことになったのですが、
反対運動により、のこり、改修され、現在に至ります。

自然に囲まれた、静かで心落ち着く憩いの場所。
細部にこそ神が宿るといいますが、
 入り口のレース模様のドアを開けると、
ちょっとした空間にも、手抜きのない装飾が施されています。

それらを見つけるたび、
こっそりお屋敷に忍び込んだ子供のような気分!

心躍らせ、巡るのです。




 そして今回は、椅子の企画展示も開催されていました。

素晴らしいのは、実際に誰でも
展示してある椅子に腰掛けることができるということ。

もう、4人で座ったり寝そべったり、
これだけ満喫していいのかしらん?というほど楽しみました!

でも、なかなか素敵な企画だと思いませんか?
だって、椅子を見せられて眺めているだけなんて、
その魅力の半分も理解出来ないことでしょう。

椅子は、座ってこそ、意味を成すものですからねぇ。

かくして、皆それぞれに自分に一番座り心地の良い椅子を見つけ、
悦に入る午後。







同級生4人、お喋りと大山崎を堪能した一日でした。
次は、近くの聴竹居にでも行きましょうか!

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