6/06/2012

娘のピアノ


 娘の大学にはリサイタルという授業があり
演奏専攻の生徒は 発表の場があてがわれます。


今日は、娘の番でした。

毎回ドキドキです。
いつも一生懸命練習している娘の出す音を
どんな音も聴き逃すまいと、全身を耳にして。



 娘は、いわゆる優等生タイプでは無いので
今まで茨の道を歩んできました(涙)。
練習ではなかなかいい感じなのに、本番に弱いのです。

出番が終わり、思うように行かず、泣いたので
記念撮影はどれも鼻が真っ赤!

カメラを向けると 笑ってくれましたが。



娘の涙を見て、お友達も泣いてくれました。
でも、みんなカメラの前ではピース!

人前で何か芸をする・・・というのは絶対に苦手なことで
家でコツコツと何かを作り、発表するタイプの私と
やはり、そんな私の気質を受け継いでいる娘。
だけど、大きな違いは
娘は長い努力を一瞬にして人に披露せねばならないのです。

あぁ、大変だなぁ・・・
見守ることしか出来ませんが、それが娘の選んだ道。

彼女の奏でる音は、とても綺麗で
それだけに、惜しく思うのだけれど。
でも、乗り越えるのは自分自身でしか無いのですね。
どんな道も、そう。

フレーフレー!
ゴーゴー!