6/28/2013

懐かしのメロディー



 今日は用事があり、以前住んでいた駅付近へ出かけました。
中学生からほぼ20年ほど居たところで、
変わらずにある佇まいへの懐かしさと、
見知らぬものと入れ替わってしまった風景には、あれ!?という驚きと・・・

何もかも、昔のままとは行きません。




若い頃の私は、この駅界隈でよく父と待ち合わせて帰りましたが、
小学生の頃のわが娘も、父のタクシーにお世話になりました。
乗車する時は、電車の定期を見せるのが、二人のお約束だったそうです。

黒いランドセルに隠れそうだった幼い娘の幻影を
あちこちに見るような想いで、
久しぶりの商店街を歩いてみました。
郵便局は、移転したんだっけ・・・確かこのへんだったろうか、と
広いとは云えない界隈でうろうろ迷い、
水やりをしている方にたずねたり、
ちょっとストレンジャーな気分でした。

もうここは、私の町では無いんだなぁ、と当たり前のことを思いながら。




3時に母が、テレビ通販の『懐かしのムードミュージックCD』というのを見ながら
「こういうのって、つい欲しくなるわ。」と言っていましたが
私も今日は、そんな懐メロの気分。

過ぎ去る日々が懐かしさに変わると、
想い出は、優しさを伴うようになるのでしょうか。
それが、心の琴線を刺激するのかもしれませんね。






私のお気に入りのエミール・ジュモー。
理知的で美しい子。
この子は42cmですが、60cmの子を作ろうと今、準備しています。