9/25/2013

一角獣とダイビル・パリアッシュ



国立国際美術館の「貴婦人と一角獣」展に出かけてきました。
5月の芸術新潮の特集から、絶対に見なければと思っていたもの。

この美術館は、我が家から電車一本で行けるので
とても有難い立地。



人が多いだろうから、朝一番に見ようと早めに出発!
昨夜はしっかりと芸術新潮を読み直して・・・

会場では、入ってすぐの一部屋に、
目玉の6枚のタピスリーが全て見られるよう展示されています。

人間の五感についてそれぞれ1枚ずつと、
その集大成である「我が唯一の望み」と題された1枚。

壮観でした・・・。

西暦1500年に作られたこの素晴らしい綴れ織りが、
500年の時を経て、日本で見られるなんて・・・

模様も繊細ですが、色合いが本当に美しくて、
もともとあった城に掛けられていた様子を夢想しつつ
貴婦人と一角獣の世界へ。

私は、6枚のうち「味覚」が一番、琴線に触れました。
ボッティチェルリの作品を糸で表したら、あんな風になるのではないでしょうか。

ミュージアムグッズも充実していて、
ポストカードと、缶が目当てのチョコレートはすぐに手に取ったけれど、
紙ばさみの値段が気にくわずに悶々としていたところを
見かねた母が買ってくれました。

ヒャッホウ!



この国立国際美術館の周辺には、近代建築で有名なダイビルがあります。
一度は取り壊されましたが、
以前の素晴らしい装飾彫刻などは保存され、再築されています。

・・・ちゃんとデジカメを持っていけばよかったのですが。








 その中にある、パリアッシュ。
ここでパンを買いました。






どれも美味しそうで、悩みましたが!
昨夜のシチューの残りと合わせて、夕食用に・・・。






このあとは、北浜の亘正幸氏のアトリエに行きました。

続きは明日へ・・・。