ようやく訪れた秋の日に、久しぶりに一人で電車に乗りました。
まさに行楽日和。
車内には、終点のハイキングコースに行く
家族連れの姿がちらほら。
私は、途中下車。
思えば、こんな穏やかな気持ちで電車に乗れたのは久しぶりです。
しばらく前から、一人で電車に乗ることが、
苦手になっていましたから。
誰にでも、そんな見えない部分があります。
隠したい部分があるのです。
でも、隠さなくてもいいのではないかと、最近は思えるようになりました。
それも、自分なのだから。
受け止めないと、前には進めません。
他にもいろいろ・・・
運転もしたくない。
狭い部屋にも入りたくない。
でも、ならば運転はしなくていいのだし、
狭い部屋には入らなければいいのです。
それが逃げるということなら、私は逃げて生きて行こう。
それでもまだ私には、出来ることの方が
はるかにたくさん残っているのですから。
人生には、思いもかけないことが起こります。
ゆっくりかもしれないし、突然かもしれない。
もし、ひとりで思いつめている人がいたら、
ものさしは、ひとつでは無いよ、と教えてあげたい。
人の心は弱いけれど、そう見えて根っこのところは図太いものです。
「そうでしょ?」と 自分自身にも問いかけながら。
大きな台風が来ているそうで、
心配ですね。
どうか、大きな被害がありませんように・・・。