10/13/2013

逃げてもいい




ようやく訪れた秋の日に、久しぶりに一人で電車に乗りました。
まさに行楽日和。

車内には、終点のハイキングコースに行く
家族連れの姿がちらほら。

 私は、途中下車。




思えば、こんな穏やかな気持ちで電車に乗れたのは久しぶりです。
しばらく前から、一人で電車に乗ることが、
苦手になっていましたから。

誰にでも、そんな見えない部分があります。
隠したい部分があるのです。


でも、隠さなくてもいいのではないかと、最近は思えるようになりました。
それも、自分なのだから。
受け止めないと、前には進めません。

他にもいろいろ・・・
運転もしたくない。
狭い部屋にも入りたくない。

でも、ならば運転はしなくていいのだし、
狭い部屋には入らなければいいのです。
それが逃げるということなら、私は逃げて生きて行こう。

それでもまだ私には、出来ることの方が
はるかにたくさん残っているのですから。
 



 人生には、思いもかけないことが起こります。
ゆっくりかもしれないし、突然かもしれない。


 もし、ひとりで思いつめている人がいたら、
ものさしは、ひとつでは無いよ、と教えてあげたい。
人の心は弱いけれど、そう見えて根っこのところは図太いものです。

「そうでしょ?」と 自分自身にも問いかけながら。




大きな台風が来ているそうで、
心配ですね。

どうか、大きな被害がありませんように・・・。