ソメイヨシノは散り、八重桜が満開です。
そういえば、この額をそろそろ・・・と
皆が集まる1階の絵を架け替えました。
5月の新緑の風を泳ぐ、鯉のぼりたち。
母などは、左端のぷくっと膨れたのがお気に入り。
健康的な鯉たちを見ていると
まるで絵の中にトリップして、
橋の上から眺めているような気分になります。
ほら、風が吹いてきた!
なんとも、爽やか。
作者は日本画家の藤田哲也さん。
昨年、名古屋での個展にうかがった際、
一番心に響いた作品でした。
桜の頃にぴったりなのが、この作品。
お知り合いになったきっかけでした。
厩の細く開いた扉から、桜を見ている馬。
絵とは、架け替える度、新鮮なもので
季節を部屋の中に招き入れてくれるだけでなく、
家族皆の心を明るくリフレッシュしてくれます。
このところずっと忙しくて心に余裕が持てずにいましたが、
大切なことを忘れずに暮らすことが必要ですね。