7/25/2014

本棚の修理






 母の寝室に置いている本棚の脚部分に横に渡っているツイストが外れ、
朝一番から家具屋さんと職人さんが直しにみえました。


直前に、本棚より本を運び出していたのですが、
よくもまあ、これだけ!というほど詰め込んでありました。

こんな細い脚でそれを支えていたのかと思うと、
古い家具なのに偉いものだなぁ・・と感心。










 格子ガラスの古ぼけた雰囲気と、深い木の色合いを見ていると
北浜あたりの近代建築のひと部屋が思い浮かんできます。


私たちが生まれる前から存在して、
長い年月をくぐりぬけ、遠い日本までやってきた不思議。


 時代の匂いのついた家具には、何か霊的なものを感じますね。










 どの部分にも、職人の心意気が伝わってきて
そういったものを感じさせる人間になりたい・・・上向く心。


ものを選ぶ時は、たとえそれがどんなにささやかなものでも
長い間一緒に過ごすことを考えると
迷って迷って、なかなかこれ!と決められません。

ゴミ箱ひとつですら、それは同じで
生涯共にする気持ちで選ぼうとしてしまう。
 
それは、モノから受けるエネルギーが馬鹿には出来ないからです。
 そう、この家具のように。







次世代まで確実に頑張ってくれるでしょうね。
良い家具です。


以前に展覧会でお世話になった京都北山のコスタンテ・アンティークスさんのもの。

HPはこちらですよ。














夕方5時の2階作業部屋の温度、36.5度!

もう、室内の温度ではない・・・。

クーラーをつけても、33度・・・。






そして今日は、ほぼ4か月ぶりに整骨院へ。
愛犬の世話で痛めた腰など、歪みの矯正です。

しばらく通うことになりますが、今度は中断せず
肩こりや頭痛の根源を治して行こうと、
これまた上向き気分。


まだまだ人形もたくさん作りたいし、やりたいことがたくさん。
来週は窯作業が待っています。