6/28/2016

金子眼鏡






 まだ緑内障だと分かっていない昨年の夏、
世の中のあまりの眩しさに耐えかね、サングラスを作りました。
 本当に「サングラス!」という、大きなフレームに濃い茶のレンズ。
車中ではかけていても、街を歩くにはとても抵抗があって。

それでも、変わらぬ世の中の眩しさ(特にショッピングモール)から身を守るために
激安のブルーライト&紫外線カットの眼鏡を誂え、かけています。
それはそれで、値段のわりには良いと思えるのですが、
サングラスとしての用途としては、違う・・・。
最早私にとって大切な目の為に、もう少しちゃんとした眼鏡を作ろうと思っていたところ、
新しく出来た大型書店に鯖江の金子眼鏡が入ったと聞き、
本日、いそいそと出かけて参りました。










 金子眼鏡といえば、三月の搬入時のランチで芝川ビルに行った際、
一階にて発見、「お洒落な眼鏡屋さんだなぁ~」と
外から指をくわえてみておりました。

下は、当時の画像。






事前にネットでリサーチした情報によると、
金子眼鏡さんはフレームは元より、接客にも定評があるとあったので期待して出かけましたが
本当に安心して相談出来ました。


お洒落なフレームがたくさんあっても、つい選んでしまうのが赤系セルロイド・・・
変わり映えしないなぁ~と思いつつ、店員さんに見立ててもらうも、
やはり一番似合うのはその系統。

ではまず、その路線から絞り込みましょう、とアドバイスを受けながら
いろいろ試していくのですが、合間にちょっとテイストの違うものを持ってきて下さったり。
そうすると、「あ、これも思ったほど悪くない」とか、「これは違う」というふうに
判断に迷いが無くなっていきます。

最終的には似合う形の中から 色は薄いベージュのセルロイドをチョイス。
店員さんも私も母も、「これが一番違和感が無い!」と、意見も合致。
フレームに合わせた薄茶のレンズを入れてもらいます。



病気になって、目の大切さを痛いほど感じる毎日。
 この国産の丁寧に作られた眼鏡は、前向きになるための自分への贈り物だわ。


そして福井県鯖江は、サンダーバードで金沢に行く時の通過点でしたが、
鯖江の眼鏡を作ったことで、ちょっと親近感。










帰りにサンマルコでお茶を。
振り向くと、硝子越しの原っぱに、ランタナがたくさん咲いていました。

梅雨の間に、草花がぐんと伸びたのだろうなぁ・・・。

今日は時々雨の曇り空でしたが、気分は晴れやか!